ひかわきょうこさんへのファンレター

1999.9.1から37506番目の訪問. 最終更新[2001.6.12]

『荒野の天使ども』

by HIT (1997.7.6)

 実家から本を取ってきて、久しぶりに、ひかわきょうこさんの、『荒野の天使ども』シリーズを読み返しました。その感想をちょっと。

 さて、ひかわきょうこさんといえば、『千津美と藤臣君シリーズ』に代表されるような、かわいらしいキャラクタによるかわいらしいラブストーリーが売り物です。しかし、この『荒天』シリーズは、なんと「西部劇」の世界で、それまでとはがらりと変わった作品です。そのため、連載当時は、私も若干の困惑のもと、この作品をあまり評価していませんでした。(もちろん、ファンなので、単行本は購入しました。)

 でも、現在読み返してみると、「なかなかいいじゃないの」と思えてくるから不思議です。良く読めば、ダグラスを初めとする男たちのかっこよさは、藤臣君の延長だし、ヒロインであるグレースやミリアムも、しっかりとひかわキャラしてます。また、作品中で、作者が言っているように、「作品中では、一人も死なない」という明確な条件を立て、ひかわらしさを出しています。

 という訳で、先入観を捨てて読めば、しっかり面白い作品です。ついでに、いくつかの短編も収録されています。杉掛君&まゆ子や和田君&ゆき子など、懐かしいキャラクタに会えます(^_^)

・『荒野の天使ども』全3巻(花とゆめコミックス・白泉社)
 グレースと8歳のミリアムが守る牧場を町の大立者が狙っている。そこへ旅のダグラス(17歳)たちがからんで、最後は大列車強盗団との対決が...。

・『時間を止めて待っていて』全3巻(花とゆめコミックス・白泉社)
 あれから9年。ミリアムも17歳。でもダグラスとはロマンスには程遠い仲。そんな時、ミリアムが行方不明になり、2人は妙な事件に巻き込まれ...。

・『それなりにロマンティック』全1巻(花とゆめコミックス・白泉社)
 恋人同志になったミリアムとダグラスだが、ダグラスの素っ気ない態度が、ミリアムにはちょっと物足りない。でも、やっぱり...。


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