参議院の選挙制度 1997.09.25


 今のままでは、参議院の意義がないですね。(審議を長引かせるくらいのものです。)諸外国で2院制を取っているところは、以下のパターンですね。

(1) 身分制のある国 (例 イギリスの貴族院)
(2) 完全地域代表 (例 アメリカの上院)
(3) 産業別代表のある国 (例 知らない)

 日本の場合、戦前の貴族院は、(1)に当たりますが、戦後の参議院というと、中途半端な印象は否めませんねえ。それでも、衆議院に比例代表制が取り入れられるまでは、(3)の性格もあったのですが、それすら衆議院に取られては、ますます役割が重複してしまいますね。

 それでは、参議院はいらないか、というと、そうでもないでしょう。議員内閣制をとっている日本の場合は、議会の多数派=内閣ですから、内閣活動に対するチェックがどうしても甘くなります。チェック機能としての参議院は必要だと思います。

 しかし、どうやったらそうした「衆議院と違った議会」が選出できるのか、というと、うーん、難しいですね。選挙にはどうしても政党の力が必要でしょうし。例としては、以下の2つ位でしょうか。

(1) 完全地域代表制とする (各州8名計64名、または各県2名計94名)
(2) 昔の全国区に戻す。(実質的産業代表100名。5%ルールあり。)

 私としては、今後地方分権が進むと、中央政府と地方政府の意見が対立することも多いと思いますから、(1)の完全地域代表で、地方の意見をバシバシ言ってもらうのもいいかな、と思います。

 あんまり、いい考えが浮かびませんねぇ。やぱり参議院っていらないのかな。

By HIT(1997.09.25)