郵政省のカスタマーコード


 郵便番号7ケタ化に伴うバーコードもどきの「カスタマーコード」ですが、 郵政省独自仕様のとんでもない代物です。

 しかも、「正確な仕様書はない」そうで、ユーザーが打ったカスタマーコードを、 郵便局の読み取り機にかけてみて、始めて適合するかどうか分かるのだそうです。 対応を迫られているソフトハウスやハードメーカーは途方に暮れているようです。

 うーん、常識では考えられない話です。郵政省はいったい何を考えているのでし ょうか。大体、郵便局内部で使うための独自仕様のバーコード(カスタマーコード) を印刷したり、読み取る装置も、完全オーダーメードなので、相当割高になってい るはずです。百歩譲ってそれは許せるにしても、そのような、仕様も決まっていな いコードをユーザーに押しつけるとは、言語道断です。独占企業のおごりがあると しか思えません。

 これは、郵便為替の電子化に伴う様式変更にも言えますが、仕様を決める際に、 ユーザー(民間)に相談せず、勝手に一人で決めてしまうユーザー不在姿勢が一番の 問題です。こんな事が続けば、たとえ今回の行革での民営化は、政治力を使ってね じ伏せたとしても、近い将来の民営化や廃止は、必至のような気がします。

By HIT(1997.09.13)