1995.08.23「よみがえりのまち・米子」案


「よみがえりのまち・米子」で、他グループの案すべてを包括することができる、ということを示したもの。これを見ても、「よみがえりのまち」というコンセプトがいかに包括的で、普遍的なものか良く分かる。
冒頭の米子人気質に触れた項は、私の主義には反しますが、クライアントの要望に沿った形で、挿入しました。


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┃「よみがえりのまち・米子」┃
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 古くからの米子の町を評した言葉に次のようなものがあります。
「逃ぎょいや逃ぎょいや米子に逃ぎょいや。逃げた米子で花が咲く」
古くから米子のまちは、人を精神的に、経済的によみがえらせてきました。
 また、近年は、米子水鳥公園に多くの渡り鳥が飛来し、鋭気を養い、よみがえって北の空に帰って行きます。
 このように、米子のまちは、過去も現在も「人と生き物をよみがえらせるまち」です。
 この米子のまちの持つ「よみがえり」の機能を更に高度に発展させ、「人も生き物も、経済も」よみがえるまちを目指します。

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│「緑に囲まれて暮らす都市」「エメラルドシティ」「水際都市」│
│「人と地球の健康都市」「健康保養都市」「エコシティ」 │
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・緑(エメラルド)
 「よみがえり」の象徴である「若葉」の緑(エメラルド)を基調とした都市づくりを目指します。
・環境保護
 我々の世代が、前の世代から受け継いだ自然環境、社会環境を可能な限り次の世代へ引き継ぎます。我々の死後にも、我々の魂は美しい自然環境とともに、いつでも「よみがえる」ことができる。これが日本的風土に立脚した新しい環境保護の目的です。
・リサイクル
 「資源のよみがえり」を図ります。
・健康
 肉体的な「よみがえり」及び精神的な「よみがえり」を支援します。特に精神的な「よみがえり=精神ケア」をまち全体で実現します。
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│「山陰の情報発信都市」「情報交感都市」│
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 情報とは、現実の物や想像や記憶を抽象化したものです。それだけでは意味を持たない「情報」を、実際に使える形に「よみがえらせる」都市を目指します。
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│「あるーく都市」「愛と感動のあるまち」│
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 車社会で失われた愛や感動を歩く事を基本としたまちづくりでよみがえらせます。
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│「独立自営都市」│
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 市民及び旅人を常に「よみがえらせる」ことによって、都市の自立を図ります。
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│「生涯快適な都市」│
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 日々の暮らしの中で、常に精神的、肉体的、経済的な「よみがえる」ことによって、生涯快適な都市を作ります。
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│「インキュベーション都市」│
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 人や物や情報がその中に潜在的に持っているものを「よみがえらせ」、開花させることができる都市を目指します。
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│「よみの国」│
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 「よみがえり」は、「よみ・かえり」であり、死後の世界であるよみ(=黄泉)の国からかえってきた事を意味します。 米子は、古くから黄泉の国の入口と考えられていた山陰地方にあり、「夜見」という地名も実在します。「人が死して帰るところ」=「生きとし生けるものの聖地」を目指し、終末医療、出産支援、精神ケア等を拡充します。